いちのすけが1歳10ヶ月の頃、熱性痙攣を起こしました。

いやぁ、もう焦るとこではないですね。パニックです。え?ヤダヤダヤダー死んじゃうーーーーって感じでした。

その日は、朝起きてから普通にご飯を食べ全然元気だったので、遊びに連れ行きました。

お昼を食べて、昼寝をさせました。起きたら、頭が熱い…熱を計ったら38℃。病院に行こか悩みましたが、元気があったので、とりあえず様子をみることにしました。

夕飯を作ってる最中、ちょこちょこ様子をみてみるとぐったりしてるではありませんか。

ヤバい…こんな姿見たことない…病院ーーー。もう終わっていたので、夜間診療に行くことに。

 

辛そうな我が子を抱っこし、急いで行きました。その頃には39℃超えていました。

先生に見てもらったものの、風邪の症状が出ているわけではなかったので、解熱剤だけだされ帰されました。

家に帰って、解熱剤をお尻に入れ、ご飯は食べられずそのまま寝る事にしました。

6時間経過し、熱も全く下がらなかったのでもう一回座薬を入れました。ついでに水分を取りました。

 

また眠りにつき、朝の4時頃、突然ガクガク震えだし、ビックリして飛び起きました。白目をむき、泡を吹き、ガクガク震えているのです。

汗でぐっしょりしていたので、熱いんだ!と思い、なぜかアイス枕を出して冷やし始めました。私、相当パニクってます。

5分くらいでしょうか、痙攣し、治ったところでやっと救急車!と気づき119番に電話。

「お母さん落ち着いて、ゆっくり話して」と何回も言われました。落ち着いてなんていられるわけありません。我が子が白目むいてたんですから。ましてや、ぎゃーぎゃー泣いてるのに落ち着いてられる人いるのでしょうか?かなり卑屈になってます。

その後、あ、私の夫消防士なのですが、仕事に行っていたため、電話が繋がらなかったので、119番利用し、夫に連絡してと言っときました。

夫から連絡が来て、「保険証とか持って、帰りタクシーで帰るようになるかもしれないから、多めにお金持って行ってね。」と言われました。なんて冷静なやつだ。こっちはパニクってんのに。帰ってこないのか。と思いました。

 

救急車が到着し、保険証、夜間診療でもらった薬を持って救急車に乗り込みます。救急隊の方は夫の先輩で思いっきり泣いてる顔も見られ恥ずかしかったです。

「ここまで元気に泣いてるなら大丈夫だよ。普通なら痙攣起こした後ぐったりしてるからね。」と救急隊の方に言われ、少し安心しました。あと、「こういう時はすぐに救急車呼んでいいんだからね。」と言っていただきました。私、夫から救急のお仕事のことを聞いていたので、救急車呼ぶかちょっと悩んでいました。我が子のピンチなのだから、すぐに呼ぶべきでした。

 

泣きまくって疲れたのか、運ばれてる間は寝ていたいちのすけ。病院に着き先生から色々質問されました。

今日の様子はどうだったか。熱はどのくらい上がったか。夜間診療に行った時にもらった薬は何か。突発性発疹はやったか。等。

そうです。いちのすけ突発性発疹をやっていませんでした。

「もしかしたら、突発性発疹やってないからかもしれないね。頭の病気の可能性もあるから検査も含め入院しましょう。」と先生に言われました。

その後、処置室で点滴を刺し、固定されたいちのすけの姿を見て、涙がでそうになりました。

検査の結果、頭は異常なし。このまま様子をみながらの入院ということになりました。

 

そんなこんなでだいぶ落ち着いたいちのすけ。食欲もなく死んだように眠り続けていました。熱も下がらず、39,38℃を行ったり来たり。私、たまらず「何も食べてないのですが大丈夫でしょうか。」と看護師さんに聞きました。「食欲ないなら無理に食べさせなくても大丈夫ですよ。水分の点滴は入っているので。」ということだったので、食べられる物、ヨーグルトとか食べさていました。

 

入院して3日たった頃、出ました!発疹が!身体中にバーーーっとでていました。

やっと一安心。熱ももだんだん下がってきました。調子がでてきたいちのすけ。ぎゃーぎゃーうるさい…

結果、特に異常もなく、発疹がでただけで済み、5日目で退院になりました。

 

焦りに焦った熱性痙攣。正しい対処法は

  1. 首の周りなど、衣服を緩める
  2. 平らなところに寝かせる
  3. 吐いた時は、顔を左に向けて吐いた物が詰まらないようにする
  4. 口や鼻の周りの吐いた物を拭き取る
  5. 病院に行ったら説明できるよう、けいれんの様子(左右差)、どのくらい痙攣したか、体温などを確認しておく

 

揺さぶったり、大声で呼んだりしてはいけないそうです。

我が子が痙攣したら焦らないお母さんはいないと思います。焦りながらも我が子を助けるために、しっかりとした対応ができたらなと思います。